
「プログラミングスクールに行くな、やめとけ」という噂は本当?



プログラミングスクールに通ってエンジニアになれるか不安…
IT人材が不足する中、プログラミングスクールに通いエンジニアを目指す人が増えています。
しかし、インターネット上での口コミや評判を見てみると「プログラミングスクールはやめとけ」という評判が目につき、スクールに通おうか悩んでいる人は多くいますよね。
そこで、本記事では「プログラミングスクールはやめとけ」といわれる5つの理由を、失敗しない選び方も交えて紹介します。この記事を読めば、あなたがプログラミングスクールに通うべきなのかを判断できますよ。
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「プログラミングスクールはやめとけ」といわれる5つの理由


プログラミングスクールの需要が高まる一方で、「プログラミングスクールはやめとけ」といわれる理由は一体なんでしょうか?この章では、エンジニアスクールに通うのをやめておいた方がいいとされる5つの理由を紹介します。
- 料金が高いスクール・コースが多い
- 学習意欲を維持できない
- スクールに通っても就職や転職につながるとは限らない
- スクール以外にもプログラミング学習の方法はある
- 最終的には自主学習でスキルを得ていくしかない
プログラミングスクールに通うべきではない理由を知って、あなたがスクールに通うべきかどうかを判断してみましょう。
料金が高いスクール・コースが多い


「プログラミングスクールはやめとけ」といわれるのは、料金体系が高いスクールが多いとされているからです。プログラミング学習の基本は自習にあるので、わざわざ高額な料金を払ってプログラミングスクールに行くのは、やめた方がいいと考える人もいます。
ちなみに、大手のプログラミングスクール5社の、4ヶ月あたりのコース料金は以下の通りとなっています。
スクールの名称 | 料金体系(4ヶ月) |
SAMURAI ENGINEER | 転職保証コース:47万3,000円 |
DMM WEBCAMP | はじめてのプログラミングコース:33万4,800円 |
TechAcademy | はじめての副業コース:33万9,900円 |
CodeCamp | オーダーメイドプラン:38万5,000円 |
RaiseTech | Javaフルコース:44万8,000円 |
このように、月に10万円前後が大手プログラミングスクールの相場で、料金体系は決して安くないことがわかるでしょう。そのため、「高い受講料を払ってまでプログラミングスクールに通うのはやめとけ」と考える方もいるのです。
学習意欲を維持できない


プログラミングスクールに通えば、プログラミング学習のモチベーションが上がるというのは間違いです。プログラミング学習に限らず、自分で何かをやり遂げる意思がないと、どんな環境でも学習意欲は続きません。
たしかに、プログラミングスクールに通えば、定期的な授業やメンターサポートがあります。課題や授業をこなさなければならないので、嫌でもプログラミング学習の時間が増えるでしょう。
しかし、その後のエンジニア転職や副業案件の獲得を目標としているなら、日々の継続的な学習が必要不可欠。スクールを卒業した後も努力して学習する意思がないと、プログラミングスクールに通ったことを後悔することにもなりかねません。
スクールに通っても就職や転職につながるとは限らない


第一前提として、就職や転職ができるかどうかは受講生の実力とやる気次第です。
プログラミングスクールに通えばエンジニアになれるという考えでは、プログラミングスクールを卒業しても、その後の仕事につながるかどうかは怪しいでしょう。
ただし、SAMURAI ENGINEERの「転職保証コース」など、転職保証つきのコースもあります。転職成功実績が豊富なキャリアサポートや転職に特化したカリキュラムで学習すれば、転職成功率は格段にアップするでしょう。
スクール以外にもプログラミング学習の方法はある


「エンジニア転職といえばプログラミングスクール」と考えてしまいがちですが、スクールよりも安い教材やサイト、もしくは独学で勉強するなどさまざまな学習方法があります。
挫折率が9割を超えるともいわれるプログラミング学習ですが、独学で新しいことを一から学ぶことに抵抗がない方にとっては、無料で独学をしていくのも有効な選択肢の一つです。
独学ではモチベーション維持が難しいようであれば、プログラミング学習グループに参加するなど、他人と一緒に学習できる環境を作っていくのもいいでしょう。地道に独学やグループ学習を継続できる方は、プログラミングスクールに通わなくても、エンジニア転職を果たすこともできるはずです。
最終的には自主学習でスキルを得ていくしかない


プログラミングスクールに通ってプログラミングを学習して、スクールを卒業しても、就職や転職につなげられるかどうかは個人の努力によります。
また、就職や転職に成功したからといって、そこでプログラミング学習をやめてしまえば、その後のキャリアにはつながらないでしょう。
高いお金を払ってプログラミングスクールに通っても、スクール卒業後に転職してプログラミング学習をやめてしまったら、他のエンジニアに差はつけられません。
プログラミングスクールを卒業しても継続的な努力ができる方は、プログラミングスクールに通っても後悔しないでしょう。
プログラミングスクールはやめとけ!向いていない人の特徴


プログラミングスクールに通うことがおすすめできないのは、どのようなタイプでしょうか?この章では、プログラミングスクールに向いていない人の3つのタイプを紹介します。
- 自主的に調べて問題を解決する習慣がない
- プログラミングに興味関心をもてない
- 他人のサポートがないと学習の継続が難しい
プログラミングスクールを検討していて、「もしかしたら、自分はプログラミングスクールに向いていないかも?」と疑心暗鬼になっている方は、参考にしてみてください。
1.自主的に調べて問題を解決する習慣がない


プログラミング学習の基本は自主学習です。自主的に調べて問題を解決する習慣がない方は、プログラミングスクールに通っても、挫折してしまう可能性が高いかもしれません。
プログラミングスクールの中には「メンターサポート」といって、講師や専属オペレーターに学習や就職・転職に関して、相談できる機会を設けている場所もあります。
ただし、このサポートは、自分で学習してわからない部分を質問していく形です。そのため、自主学習を率先して進められる方でないと、プログラミングスクールのサポートを十分に活用できないでしょう。
2.プログラミングに興味関心をもてない


プログラミングスクールに向いていない人は、プログラミング学習に興味関心を持てない方です。全くの未経験からプログラミングスクールに通う方が多いですが、スクールに通うことを決める前に、本やサイトでプログラミングに触れてみることが重要です。
エンジニアの需要は年々高まっていますが、すべての人がエンジニアに向いているとは限りません。プログラミングスクールでプログラミング学習をはじめてみたものの、全く好きになれずに挫折してしまうことも考えられます。
まずは無料の教材に触れてみて、「本格的にプログラミングスクールで学んでみたい」と思うようになれた方は、プログラミングスクールの利用について検討するのがおすすめです。
3.他人のサポートがないと学習の継続が難しい


他人からのサポートがないと学習の継続が難しい方も、プログラミングスクールに向いていないでしょう。転職や副業サポートがあるとはいえ、基本的に転職や副業案件を獲得するのは自分です。
また、日々のプログラミング学習においても、毎回課題を添削してくれる訳ではありません。自主学習した内容を踏まえた上で、間違いを修正して、応用していく力が必要となります。
他人のサポートを常に求めている方は、プログラミングスクールに通っても、継続的な学習はできない可能性が高いです。
プログラミングスクールの闇?注意すべき3つの落とし穴


プログラミングスクールを選ぶ際に、気をつけるべき3つの落とし穴があります。
- 無料のプログラミングスクールには裏がある
- ローンを組むと結果的に損をしてしまうケースも
- 規約に違反すると違約金が発生する
プログラミングスクールを選ぶ際に、思わぬ落とし穴にハマらないように、これらに注意点をおさえておきましょう。
1.無料のプログラミングスクールには裏がある


プログラミングスクールは多々ありますが、中には無料のプログラミングスクールもあります。「無料のプログラミングスクールなら受講しない手はない」と思ってしまいがちですが、無料のプログラミングスクールには裏があるかもしれません。
- 基本料金は無料だけど、オプションを追加しないと学習できない点が多い
- 決まった就職先に就職しないと違約金が発生する
無料できちんとしたコースを提供しているスクールもありますが、いろいろな制約がついている場合も多いです。無料のプログラミングスクールを選ぶ場合は、事前に授業のカリキュラムやサポート体制、規約について確認しましょう。
2.ローンを組むと結果的に損をしてしまうケースも


プログラミングスクールを選ぶ際は、高額な授業料を分割して払おうと考えている方もいるのではないでしょうか?しかし、一度ローンを組んでしまうと挫折した際の返金が難しくなったり、高金利のローンの返済に苦しんだりすることも。
ローンを利用する場合は、長期的なローン返済を見越した上で、適切なプログラミングスクールを選びましょう。
3.規約を違反すると違約金が発生する


プログラミングスクールを選ぶ際は、規約や違約金の有無について確認しておくことが大切です。受講料が安いスクールでも、規約違反したら違約金を支払わなければならない場所もあります。
スクール選びの時点で規約と違約金についてきちんと確認して、スクールを利用する場合にかかる全体の費用について把握しておきましょう。そうすれば、プログラミングスクールに通ってから、違約金に悩まされる心配はへらせるはずです。
失敗しないプログラミングスクールを選ぶ3つのポイント


失敗しないプログラミングスクール選びをするには、以下の3つのポイントをおさえておくことが大切です。
- 授業料が適正なプログラミングスクール
- カリキュラムやサポート体制が魅力的
- 自分が受講したいスタイルに合っている
これらのポイントをおさえて、失敗しないプログラミングスクール選びを実現しましょう。
1.授業料が適正なプログラミングスクール


プログラミングスクール選びに失敗しないためには、できるだけコスパよくコースを受講できるスクールを選べるかが重要です。
どんなに受講したいプログラミングスクールでも、予算を大幅に超えるコースを受講してしまっては、後になって後悔してしまう可能性もあります。高金利のローンを組んでしまい、返済に追われる日々になるのは避けたいところです。
2.カリキュラムやサポート体制が魅力的


プログラミングスクール選びで失敗するポイントは、口コミや評判を重視しすぎて、自分に合ったカリキュラムやサポート体制のスクール選びができないことです。
どんなに評判の高いスクールでも、自分に合ったスクールでないと、最後までカリキュラムを終えられない可能性もあります。まずは無料の体験授業や説明会を受けてみて、自分に合った雰囲気やカリキュラムかどうかを確認しましょう。
3.自分が受講したいスタイルに合っている


プログラミングスクールには、オンラインスクール型とスクール型の2タイプがあります。
オンラインスクール型の方が、授業の融通が効いて、時間や場所に限られずに学習できます。しかし、人によっては「疑問に思った内容を気軽に質問できない」という理由で、通学型のスクールの方を魅力的に感じるかもしれません。
オンラインスクール型とスクール型、どちらの学習形式がいいのか見極めて、自分に合ったプログラミングスクールを選びましょう。
まとめ
この記事では、「プログラミングスクールはやめとけ!」といわれる理由や向いていない人、プログラミングスクール選びで気をつけるべき3つの落とし穴について解説。加えて、失敗しにくいプログラミングスクール選びについても紹介しました。
プログラミングスクールに通ったからといって、エンジニアとしてのキャリアが成功する訳ではありません。自主学習の時間を確保して、困った時のスクールサポートを利用することが、エンジニアとしてのキャリアを成功させるための方法です。すぐに転職できて、高収入を得られると考えている方は、プログラミングスクールに受講料を払って後悔してしまう可能性もあります。
自分に合ったプログラミングスクールを選んで、自分の就職や転職に役立てていきましょう。

